気づけばもう2021年末ですか。ひぇ〜
なので、下半期に聞いて良かった結果めちゃくちゃ聴いた音楽アルバムを絞ってご紹介します。
2021年上半期はこちらからどうぞ↓
3-STARS / ハロプロ研修生
えっアイドル？と思う方も多いでしょう。そうだよ、アイドルだよ。しかもハロー！プロジェクトでデビューを目指すハロプロ研修生のアルバムです。発売される頻度が3,4年に一度とかそんな感じなので、歴の浅いヲタクがこのタイミングで購入できてものすごく光栄なわけです。しかもこう、デビューしている組よりも曲にバラエティがあって聴きごたえがあるんですよね。。
で、私のいち推し曲は、悪いヒト。(24:25～)
イントロの謎ボンゴの音が最高…！サビの”ぶっかけちゃったグラスの水は涙と同じ量”はキラーワード。そんな歌詞を中学生～高校生の子が歌うというやばさ！
なんでYouTubeの時間を指定しているかというと、ストリーミング配信もデジタル販売も解禁していないからなんですね…。しかも一般流通でもないという。その辺のインディーズ音楽よりも入手が難しいなので、この曲はCDを買わないと音源が聞けないのです…。だから余計に感覚がデモCDを買うのに近いというか。
これ2020年初頭のほぼ二年前のパフォーマンス動画なのですけれども、デビューが決まった方が何人もいてめちゃくちゃ泣けるんです。ハロプロ研修生の昇格率は50%ちょっとと言われているので、必ずしもデビューできるわけでもなく、研修生活動を終了する方もいらっしゃるので、余計にうるっとしてしまいますね。
I Hope It Lasts Forever / Qrion
（LPの発売が2022年3月なので、予約はしているけれど手元にあるわけがない！という状況です。。）
2013年のblueとredが出たときからずっとQrionを聞き続けています。待望のフルアルバム！しかもAnjunadeepからだなんて！北海道から若くしてサンフランシスコに単身移住、それから活動の規模がどんどん大きくなり、錦をいくつ飾ればいいのだもみじちゃん！！（気づけばインスタのアカウントの名前もMomojiになっていた…！）
リリース後も暇さえあればずーっと聞いていました。
一押し曲はYour Love。
open.spotify.comホームシックをばねにして出来上がったアルバムとのことなのですが、もみじちゃんの場合はまじで色んな人からの愛情を受け取っているのがとても分かる故にホームシックになるのかな、と考えていて、それが一音一音にも表れた曲だったなと思います。
Sensational / Erika de Casier
デンマークの首都コペンハーゲン（やっぱりデンマークの波が来ちゃったな…！）のシンガー、エリカ・ド・カシエールが、アンビエント軸をそのままにエレクトロやR&Bの必要なところをシンプルにトラックに乗せて歌い上げたアルバムです。
食べ物で言うと、量が少なくて使っている調味料も素材も地物で、見た目も素朴なのにむちゃくちゃおいしいフルコース料理、みたいな。
裏を返せば、素材の味をちゃんと知らずに色々なものを食べて舌が麻痺していたのかもしれないと反省させられるような一枚です。
私の一押し曲はBusy。open.spotify.com初めの電子音に始まり、進むと少し90年代のR&Bの要素もバリバリに感じるのだけれど、すべての音がはっきり聞こえてなおかつ全く複雑でもなくて、それで満足できるのって本当に凄いことなのだと改めて思わされました。
そんなに良くない音のスピーカーで聴く音楽は、聞ける音が制限されているから複雑な音が入っていても気づけなくて、すべての良さを全て把握しきれないジレンマがあったからこそ、拍子抜けしたし、保存用じゃない音楽ってこんなに瑞々しいのだなと。。。
Yellow / Emma-Jean Thackray
ロンドンのジャズミュージシャン（主はトランペット！）、エマ＝ジーン・サックレイのニューアルバム。ジャズと言われると身構える方も多いかもしれませんが、元々ジャズは肩肘張って聞くもんじゃないんですよ。それをちゃんと思い出させてくれる大事な一枚になりました。
このアルバムのすごいところは、ジャズだけではなくて、本当に色んな音楽のいろんな要素が所々に入っていて、あれ、これ、ごった煮？中身のことは詳しく分からないけれど、めちゃくちゃおいしいなこれ！みたいな気持ちになれるところです。さっきのエマジーンサックレイとTHE対照的。笑
で、このアルバムの一押し曲はVenusです。
open.spotify.comこの曲、コーラスが和音合唱じゃなくてガヤ合唱なんですよ。あと、パーカスのパシャパシャしたほこりっぽい音。そこがすーごくすき。皆で立って自由にからだを揺らしながらライブで聞きたいに決まってる。少なくとも日本には典型的に一体感を求めたがるところがあるというか。お祭りの音頭もそうだし。このぐらい自由だったらと羨望しちゃいます。
Loving In Stereo /JUNGLE
完全に今年のディスコアンセムでしょ。ビリーアイリッシュのワールドツアーのオープニングアクトも務めているJUNGLEのアルバムです。
今年日本の音楽パーティでJUNGLEを流した方いますか？去年の12月に発売されたアヴァランチーズの新譜含め、全然情報が入ってこないんですが！ねえ、どないなっとんねん！
一押し曲は、All Of The Time。
open.spotify.comもうこんなの年末のパーティの早朝にピッタリでしょ。。。爆音で聞きたい……。
おめでとうございますありがとうございます枠
どうしたって伝えられないから / aiko
間違いなく傑作です。少なくともここ10年リリースしたアルバムの中では一番好きです！結婚を発表後に聞いたらなおどの曲もホームラン砲!!!!!!祝儀を払うのでLP版をください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
POP LIFE the Podcast、あの狂気の約4時間半を全部聞き、コロコロコミックレベルの下らない内容のお便りを採用にして、ステッカーを送ってくれたaikoの傍に、愛する人がいたってだけで万々歳です…。本当に本当にありがとうございました…。
だからこそ、今年の紅白で”ばいばーーい”や”いつもいる”が聴けない世の中、テレビ放送はやっぱり平凡ないい子ちゃん育成のための社会放送で、aikoのライブ空間は無条件に幸せに送り合うための空間なのだ、と吐き捨てて今年を終わりにしようと思います。
open.spotify.com何もまとまってないね！でもそのぐらいでいいでしょう！
それでは楽しく2022年を楽しく迎えましょうね♡
